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【福井新聞】地域の墓への悩みに寄り添いたい

2019年12月27日の福井新聞の「時の人ふくい」に法華寺住職が紹介されました。

寺が家族に代わって遺骨を管理する「永代供養墓」。鯖江市水落2丁目の法華宗真門流「法華寺」に建立したところ、問い合わせが相次いだ。少子高齢化や核家族化の進行などを背景に、墓に不安を抱える人は増えており「地域の悩みに寄り添いたい」との思いを強くする。
同寺にも檀家や近隣住民らから強い要望があり、昨年11月に境内に永代供養墓を建立し、今年3月に県の運営許可を得た。とわに安らかに眠ってほしいとの思いを込め「久遠の碑」と名付けた。
5人きょうだいの長男で、39歳のとき43代目の住職となった。時代は流れ、徐々に管理されていない荒れた墓が目に付くようになった。「墓を継ぐ人がいない」「体が悪くて墓参りに行けない」「子どもに迷惑を掛けたくない」。住民たちの悩みは深かった。
なるべく多くの要望に応えられるよう、久遠の碑は宗教、宗派を問わない。「供養の形はこれからも変化していくかもしれない。ただ大事なのは故人を思う気持ちだ」。鯖江市。70歳。

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